幼稚園は、文部科学省管轄の「学校」、保育園は、厚生労働省管轄の「児童福祉施設」です。幼稚園は2歳から、保育園は0歳から入園することができます。幼稚園には、希望すればどなたでも入園できますが、直接、幼稚園との契約になります。
保育園の入所は、市役所が窓口となり、保護者が病気か働いていることが条件になります。
しかし、最近では、社会的な要請もあり、幼稚園が「預り保育」を実施したり、保育園も教育的な活動を充実させるなど、その垣根が低くなりつつあります。
本園では、「幼保一元化」の流れを踏まえ、保育園を併設しているという「よさ」を発揮し、幼稚園・保育園それぞれの特色を生かし、有機的な融合による保育をめざしています。
星ヶ峯幼稚園では、子どもたちに豊かな情操や社会性等、人生に必要な知恵などの基盤づくりをサポートするために、年間を通して様々な行事を計画的に実施しています。
・春には、入園式・芋の苗植え・親子遠足・防火防災訓練・園外保育・縦割り保育・交通安全教室
・夏には、七夕・プール遊びや水泳教室・夏季保育・地域の夏祭り・親子工芸教室
・秋には、運動会・園外保育・いも掘り・お芋パーティ・みかん狩り
・冬には、発表会・クリスマス会・縦割り保育・豆まき・お店屋さんごっこ・お別れ遠足・卒園式
など、季節に応じ、様々な活動や行事を準備しています。
『はじける笑顔・広がる夢・広がる世界~たくましい子、やさしい子・かんがえる子~』の育成をめざして、きめ細かな配慮のもと、多彩な行事を実施し、有意義で充実した園生活になるよう、工夫・改善に努めています。詳しくは、『園児の一年』のページをご参照ください。
専任の管理栄養士による献立に基づき、経験豊富な調理員による、安心安全でバランスのとれた給食の提供に心がけています。また、栄養教諭が工夫する献立により、栄養のバランスを考えながら「おいしい給食」をめざした調理に努めています。
食べることは、「生きる力」の一番の源です。好き嫌いをなくするためにも、一人一人の嗜好や食べる量を良く理解している担任が、家庭との連携を図りながら、個々の実態に応じ、適切な指導をしています。「食育」の重要性を認識するとともに、作ってくださった生産者や調理をしてくださる方々への感謝の念を持つことを、紙芝居やビデオ等の教材を使って具体的に指導するなど、発達段階に応じた指導に努めています。さらに、食物アレルギーについては、毎月発行される献立表を保護者の方に参照していただき、園の方に個人的に連絡していただき、適切に対応しています。
特に年長組の子どもや保護者の方々にとっては、小学校生活にスムーズに移行できるか、ご心配な面もあると思います。そこで、知的好奇心を喚起するため、文字や数の基礎的な概念づくりのための「キラキラランド」や、楽しみながら遊ぶ「パソコンあそび」、また、小学校で始まった英語活動に対応するため、外国人講師による「えいごあそび」を取り入れるなどの工夫をしています。また、年中・年少組においても「めざましあそび」を実施するなど、工夫した取組を進めています。
園といたしましては、隣接する星峯西小学校を中心に、子どもたちが進学する小学校とも連絡会を開くなど、緊密な連携を図り、子どもたちがスムーズに小学校に進学できるよう、サポートに努めています。
今まで家庭という一番安心する場所から、幼稚園という自分の思い通りにはいかない集団へ生活環境が変わることで、お子様にとってはストレスになること(我慢すること)が多くなってくることがあります。
ある心療内科医は、『子どもが親と離れ、人見知りするのは当たり前のこと。ご両親の愛情が行き届いているという証(あかし)』だと言っています。我慢することも、躾(しつけ)の一環だと考えています。慣れるまで少し時間が必要ですが、次第にリズムが生まれ慣れ親しみ、幼稚園生活を楽しむことができます。子どもたちは、先生やたくさんのお友達との出会いで、その輪を広げていくことに挑戦しているのです。どうぞ、ご安心して登園させてください。ひとりで悩まず、どんなことでも、お気軽にご相談ください。




